糸球体腎炎
糸球体腎炎について
腎臓内の尿を産生する糸球体に炎症が起きて、血尿や蛋白尿が出る病気の総称を糸球体腎炎と言います。腎炎のタイプによって進行度が異なります。
ほとんどが、学校検診や職場検診で検尿異常を指摘される事が多いです。何らかの感染症後にむくみや血尿で見つかることもあります。急性の経過を辿る予後不良なタイプもあります。原因は免疫反応の異常と言われています。
検査について
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検尿
血尿や蛋白尿の程度を見ます。
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超音波検査
腎~膀胱に癌や結石など検尿異常となるような病気が隠れていないかを検査します。
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採血検査
腎臓の機能や、腎炎に特異的な検査項目の異常が無いか採血検査を行います。
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確定診断には腎生検と言って、腎に直接針を刺して腎組織を採取する検査が必要です。
腎生検は入院して行う必要があります。
腎生検が必要と考えられる際は他院にご紹介いたします。
治療について
薬物治療や扁桃腺摘除などを組み合わせて行います。