尿管結石症に注意を
これから夏場になってきます。
この頃から増えてくる病気に尿管結石症がございます。
日本人の生涯罹患率は男性で15.1%、女性で6.8%と言われている病気です。
腎に作られた石が、何らかの影響で尿管に落ちて起こります。
尿管は直径3~4mmと狭いため結石が尿の通過を障害し、腎の圧力が高まるため激しい疼痛が起こります。
夏場に多くなる原因としては、尿の代わりに、汗(不感蒸泄)が増えて、尿量が減少するためと考えられます。
一度でも尿管結石に罹ったことがある方は、夏場の飲水量を増やし、結石が出来ないように注意しましょう。